建具
木製建具の打合せ
2020.6.11
今回は八千代市にある一耕さんに木製建具の打ち合わせに来ました。こちらの川嶋さんは何かちょっとしたお願いでも、快く聞いていただけるのでいつも頼りにしています。
事前に框を切り出して置いてもらったので打ち合わせもスムーズに進みました。今回は塗装するので材はなんでも良いと伝えていたのですが、北山杉が余っていたからそれで作ってくれたとの事。京都の数寄屋建築でも使われる銘木を塗装してしまうのは心苦しいですが、そのまま使うとバランスが崩れそうなので多分塗装しちゃいます。
建具の寸法を決めています。施工上、高さが結構減ってしまったので寸法関係はやり直し。でも実際の框の太さを見ながらミリ単位で調整出来たのでバランスを整えやすかったです。
一回、試しに組み立てくれました。良い感じです。この工場には超かんな機というものがあります。これは自動でかんな仕上げをしてくれるものです。かんなをかけてくれる事によって、木に艶が出て、水を弾くようになります。プレーナー仕上げだけだと表面がザラザラしているので、仕上げが全く変わってきます。